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「邪魔」な花 

小笠原諸島(東京都小笠原村)は世界自然遺産に登録されている島々です。母島、父島、姉島、兄島など安易というか不思議な名前がついています。ハハジマメグロとかオガサワラタマムシとか、珍しい動物もいて、海はきれいですし、すばらしいところです。しかし交通手段が東京竹芝桟橋から往復する「おがさわら丸」しかなく、丸1日船上の人にならねばならず、船に弱い人は大変ですね。
ここにいつしかグリーンアノールというトカゲの一種がペットとして持ち込まれ、それを誰かが放したために一気に増えて、400万匹ほどになったと言われます。それがオガサワラシジミなどの昆虫を捕食して壊滅的な被害を与えたために、今度は絶滅作戦が取られるという事態になりました。しかし迷惑なのはなによりもグリーンアノールでしょう。勝手に連れてこられて、放置されて、生きていくために昆虫を食べていたらけしからんと言われて駆除される。あまりに理不尽な話です。
外来種が持ち込まれて被害を受けるというと、琵琶湖の

    ブラックバス

も思い出されます。あれも魚を食べるというので駆除すべきだと言われ、かなり減ったらしいのですが、だからといって元の魚の数は回復していないとも言われるそうです。
私の家の近所の川原に、とてもきれいな黄色い花が咲いています。この川はかなり深く掘られているため、下りることができないのですが、上から眺めていると、青々とした草の中に見るも鮮やかに群生しているのです。近くで見ることができず、また見ても私の知識ではどういう花なのかはわからない(笑)のですが、ひょっとすると

    オオキンケイギク

ではないかと思うのです。この花は北アメリカ原産で、明治のころに日本にやってきて、とてもきれいなので緑化するときに植えられたりして長らく愛されてきたようです。ところが、これはWikipedeiaで知ったのですが、カワラナデシコなどの在来種に悪影響を与えることが指摘されたのだそうで、2006年に特定外来生物に指定されて、栽培したり販売したりすることができなくなりました。そして今は駆除の対象にもなっているようです。
この花にしても、人間の身勝手の被害者だともいえそうです。アメリカで咲いていたら日本に連れてこられて、きれいだきれいだとほめそやされたかと思うと手のひらを返したように悪者扱いされるようになったのですから。
外来種を持ち込むのはやはり慎重にしなければならないという例でしょうね。被害を受けるカワラナデシコも気の毒ですし、オオキンケイギクだってかわいそうなものだと思います。

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