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祝福されない慶事(2) 

権力者が色を好むのは古今東西同じことでしょう。日本を見ても、昔の天皇の奔放さときたら我々の常識などまるで通用しないものと言えるでしょう。「女御更衣あまたさぶらひ」(源氏物語)というのが当たり前の時代があって、子どもが数十人などという天皇もいました。ところが今は皇族といっても一夫一妻。それだけにかえって「結婚は自由」だというと猛反発を受ける事態も起こってきます。反発する人の中には、「かしこきところ」であってもある程度自由に批判できる現代であるがゆえに、皇族を批判して留飲を下げているだけという人もいるでしょう。
もちろんこれは眞子内親王の現状を言っているのです。若い女性たちの意見を聞いたところでは、圧倒的に

    「自由にさせてあげてほしい」

という声が強いのですが、皇族女性が結婚すると品位を保つためにという理由で(眞子さんの場合は1億円余り)一時金が税金から出ます、という話をすると途端に「それはダメ」という声を出す人も少なくありません。自由に結婚するならそれでかまわないから、自分たちで生活しなさい、ということなのでしょうか。眞子さんのこれまでの仕事を考えたら、退職金と言えなくもないのですが、なかなかそうは思ってもらえないようです。
眞子さんは今年30歳。今はこれくらいの独身女性は山ほどいますし、皇室内では彬子女王、瑶子女王、承子女王という30代の独身女性もいます。
私自身は、今の皇室典範の「皇位は男子のみが継承する」「女性皇族は皇族以外の人と結婚したら皇室を離れる」という定めがある限りは、女性皇族はある程度自由にしてもらえばいいと思っています。「ある程度」といったのは、やはり品位を保つには一時金だけでは無理なのであって、やはりそれにふさわしい相手が望まれる、という意味です。もし一般人と同じように「品位を保つ」ことが求められないのであればほんとうに自由だと思いますが、それなら一時金を受け取る根拠もなくなってしまいます。
眞子さんの場合は相手の人が主にネット民と言われる層に嫌われてしまって、そういう空気にはなかなかならないのが現実で、まことに気の毒だと思っています。
そしてもうひとつ、オリンピックが開催されようとしていますが、これもまた「祝福されない慶事」になるかもしれません。
しかし、IOCや政府の見込みどおり、「始まってしまえばこっちのもの」「国民は反対したことを忘れてテレビにかじりついて快哉を叫ぶ」になるのでしょうか。庶民なんて熱しやすく冷めやすいものだから、と高を括っている「お偉方」の思わくどおりになる可能性もまた否定できないように思えます。
これまでにもここに書きましたように、私はこの世界的なウイルスの流行という「人類への警鐘」をきっかけに、オリンピックのありかたそのものを考え直すべきだと思っているのです。そのために、今年の催しは何としても中止する必要があると考えています。もし今年開催してしまったら、

    「人類は何ものにも打ち勝てる」

などという驕りが生まれてきそうに思えてなりません。

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