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LGBTの浄瑠璃(2) 

LBGTの人たちを含むことで社会が成り立っているのです。歴史がそれを証明しています。ですから、LBGTの人たちを差別するならそれは反社会的な人たちだとすら私には思えます。よりによって、国会議員が反社会的な人物だとは、ほんとうに情けない気持ちになります。
話が変わるのですが、創作浄瑠璃の筆がまるで進みません。どうも、家でじっとしている生活では頭がうまく回転しない(落語の「ちょうず回し」ではありませんので、別に頭をぐるぐる回すわけではありませんが)ようで、歩いてみたり、本を読んでみたりするのですが、それでもはかどりません。なんというか、きっかけになるような

    言葉ひとつ

が出てこない、という感じです。
人の心を描くのが浄瑠璃なので、私のような無神経な人間にはそもそも無理な仕事なのですが、それでもここまで、駄作ながらなんとか書いてまいりました。
今、頭の中にあるものは2つなのですが、そのうち一つはまだ資料集めの段階ですぐにどうこうというわけにはいかないのです。もうひとつはこれという言葉がひとつ出てくれば一気に書けそうな気もするのですが、浄瑠璃の神様はなかなか厳しいのです。一度、生國魂神社の中の浄瑠璃神社に行って祈願しないとダメかもしれません。
それとは別に、浄瑠璃のテーマを考えてみるのも気分転換になるかなと思っています。これまで私の書いてきたものは、力(腕力、権力)のある者に対する無力な者のせめてもの反抗をテーマにしたものが多かったのです。『江戸情七不思議』の「送り拍子木」「異聞片葉葦」「異聞置いてけ堀」や『名月乗桂木』『斎宮暁白露』などがそれにあたります。
それでふと、

    LGBTをテーマにした

浄瑠璃があってもいいな、と思ったのです。これも、力のある者(多数は一種の権力者)に対する性的少数者のレジスタンスをという意味では、私のこれまでのテーマとも重なりそうです。
こういうことを思いついたら、つねにそれを頭に置いて、関連する資料を読んだり、人の意見をよく聴いたりすることが必要になってきます。そんなことをしていると、今、しなければならないことができなくなるのではないか、と思われるかもしれませんが、そうではなくて、頭の引き出しにいろいろ入れておくことでむしろはかどったりするのです。なぜなら「浄瑠璃頭」になれるからです。
頭よ、回れ!

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