新製品
- 日々牛歩
- | トラックバック(0)
- | コメント(0)
先日ドラッグストアに行ったらお菓子コーナーに「カール」が置いてありました。もうずいぶん前に発売されたもので、長寿を保っているお菓子です。ところが今これを買えるのは関西から西の地域だけだそうです。東の地域ではもう作られていないそうで、意外な感じがします。関東の人が、「『カール』を送ってもらってとてもうれしい」とSNSに書いていらっしゃったのを拝見して何となくほほえましく思ったこともあります。お菓子なんてどんどん新製品が出て、従来品はいつ製造中止になるかわからないのですね。
「新発売」というと、それだけで何だかとてもいいものであるような錯覚をしてしまいます。それを狙っているところもあるのでしょう。
おそらく企業ではたゆむことなく新製品の開発をしているのだろうと思います。
人気商品でもシリーズ化して少しずつ違った味のものを販売することで飽きさせない工夫もするのだろうと思います。
柿の種
というお菓子がありますが、とても人気があって、アメリカ映画『ワイルド・スピード』では登場人物が「柿の種」を食べるシーンが出てくるそうです。亀田製菓さんは大喜びだとか。この「柿の種」には、普通の味のものもあればワサビ味、梅味などがあります。一番驚いたのはチョコレートでくるんだものでした。おそらく「売れる」という確信のもとに作られたのでしょう。私はほんの少しだけ食べたことがあるのですが、まったく興味がわきませんでした(笑)。ところがこの商品、亀田製菓のほかにもフルタとか、その他いろんな会社で作られているらしく、ということは需要があるのでしょうね。柿の種の常識を覆し、たとえば紅茶と一緒にいただいたりするとおいしいのでしょうか。
カルビーの「かっぱえびせん」は人気商品です。もともと清水崑さんのカッパの絵が描かれたパッケージに入った「かっぱあられ」という商品があって、そのシリーズとして「えびせん」が作られました。いまでは後発の「えびせん」だけが残ってしまい、どこにもカッパの絵は描いていないのに「かっぱ」の名前だけがついているというおもしろい商品です。
食品、菓子、酒などを売っている店に行くことがしばしばあります。もっぱら牛乳などを買います(笑)。そのついでにアルコールのコーナーを覗きに行くことが少なくありません。
そこでもひとつのブランドから多様な製品が作られているのに驚きます。ビールひとつをとっても、昔ならキリンかサッポロかサントリーかという会社名くらいの選択肢だったのに、今やどれを選べばいいのかわからないくらいです。さらにすごいのは
チューハイ
のコーナーです。次々に新しい商品が出ていて、めまぐるしいばかりです。中に入れるフルーツの種類もたくさんあります。レモン、梅、ゆず、グレープフルーツ、シークヮーサー、ライム、オレンジ、リンゴ、メロン、梨、ライチ、キウィ、ブドウ、桃、アロエ・・・ちょっと思い出しただけでもこれくらいあります。また、同じレモンでも塩レモンとか、丸ごとレモンとか、いろいろありました。さらに、産地で特徴を出したり、絞り方で独自性を見せたり、さらにアルコール度数に差をつけたり、低カロリーを標榜したりと、いったい何種類あるのかわからないほどです。
これだけあっても、まだ何らかの工夫をして新製品を出そうということになるのでしょうから、競争の激しさを感じます。
商品開発のみなさん、ほんとうにごくろうさまでございます。
にほんブログ村
↑応援お願いします
- [2021/10/08 00:00]
- 日々牛歩 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://tohjurou.blog55.fc2.com/tb.php/5871-32552db2
- | HOME |
コメントの投稿