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期日前 

総選挙で期日前投票が始まったのは2005年だそうで、そんなに古いことではないのですね。そのときはまだ10%に満たない人しか参加しなかったそうですが、今回の選挙ではその2倍以上の人が期日前に一票を投じたのだそうです。
普通に考えたら、選挙運動が始まって候補者が自分の政権を明らかにして、それを有権者が吟味して投票するというのが王道のように思えます。しかし、全体の投票率はいくらか下がっているのに、期日前投票率はぐんぐん上がっているというのが現実のようです。
実は私はこの期日前投票というのをしたことがありません。これはあくまで投票日が仕事などで都合が悪い、たとえば選挙のおこなわれる日曜日が

    稼ぎ時で休めない

人たちのための制度だと思っていたからです。あるいはたまたまその日は旅行しているとか、手術のためにあらかじめ入院していることがわかっているという人もいらっしゃるでしょう。いずれにせよ、当日行けない人が利用する制度という認識だったのです。しかし最近はどうもそうではなくなっているようです。公示前から「絶対的な支持者がいる」場合には演説も何も必要ないのでしょう。どんな悪いことをしてもあるいは疑惑の塊でも「おらが先生」に入れるのはあたりまえ、という場合もあるでしょう。団体で支援している場合、党員でほかに選択肢がない場合など、その人に投票することを前提に演説を聴くことも珍しくないはずです。逆に「あの党には入れない」「あの党の候補には入れない」「結局こっちに入れるほかはない」という

    消極的支持

の場合もあらかじめ決まっているわけですね。
我が身を顧みると、やはり今回の選挙でも早々と消極的支持をする人が決まっていました。ですから期日前に行ってもよかったわけです。
ではなぜ行かないかというと、ひとつには投票所が遠いということが理由なのです。もうひとつはやはり慣れないことをするのがどうしても億劫になっている昨今の健康状態にあります。知らないところに行って変に話しかけられたらさっぱりわからないですから、しり込みしてしまうのです。
しかし、一度体験すればそっちも慣れてくるとは思っています。いつか誰かの後ろについて行ってみたいなと思っています。

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