比例復活
- 日々牛歩
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今の選挙では小選挙区で落選した人が大きな顔をして国会に出ていくことがあります。申すまでもなく比例区で名簿上位に記載された人が救われるという摩訶不思議なシステムによるものです。
誰がこんなことを考えたのか知りませんが、理不尽この上ない制度だと私は思っています。小選挙区に出たら比例に重複立候補はできないということを明確にすべきだと思えてなりません。
しかし我が身がかわいいですから、候補者はきっとそんな意見には耳も傾けないのでしょう。
今回の選挙ではせっかく(笑)与党の幹事長が小選挙区で落ちたのに、比例で復活当選したようです。そういう人がぞろぞろいて、「落選しました、でも当選しました」ってどういうことなのでしょうか。
プロ野球のクライマックスシリーズでも「優勝を逃しました、でも日本一になりました」ということがあり得ますので、似たようなものかもしれません。
弱者救済というのはそういうことではないのです。これは
強者救済
の一種だと思います。
おそらくなんだかんだと理屈をつけてこれはこれで意味があるのだとか、妙な言い訳をするのでしょうが、どうにも納得がいきません。
勝つか負けるかが明確になるからというのが小選挙区の利点でもあり、二大政党制を生むとも言われてきました。しかしばらばらの野党がばらばらのままではどうにも意味がないような気もします。
先祖返りみたいですが、中選挙区に近い、
すべて定数2の225選挙区
などにはできないものでしょうか。
もっとも、比例代表というのは、政党政治をする限りではある程度やむを得ない方法だろうとは思います。それならすっきり全部比例にしてしまってもいいような気もします。いずれにしても今のままでいいのだろうかと思えてなりません。
ついでですが、落としたい人にマイナス1票を入れる制度も作ってほしいです。もっとも、そんなことをしたら各党の党首クラスにマイナス票が集まってしまうでしょうから無理に決まっていますが。
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- [2021/11/04 00:00]
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