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切手 

最近、手紙のやりとりをすることがめっきり減りました。以前、私は週に一通くらいの割合で手紙を書いていたと思うのです。それがここまで減ったのは大きく言って2つの理由があると思います。
1つは、申すまでもないと思いますが、昨今の通信手段の劇的な変化です。メールができて多様なSNSができて、すぐに連絡することがある場合はほんとうに便利になりました。手紙と電話の要素を併せ持つようなものですからね。さらに、お互いの顔を見ながら話もできるようになり、何だかもう手紙というのが前世紀のもののようにすら思えてきます。
それでも私は今なお手紙を書かないわけではありません。何かのお礼状とか、ものを送る時の添え状とか、そんな手紙を書くことがあります。手紙には

    便箋、封筒、切手

が必要です。私は家ではすぐ手の届くところにこれらを置いています。パソコンで書く人も少なくありませんし、私もそういう場合もあります。自分が書いたものを記録しておきたい場合もありますので、そういうときにはパソコンは便利です。しかしやはりあまりにも味気ないような気がしてなりません。最近の若者はラブレターなんて書かないでしょうが、あれはタイムラグがあってドキドキしていいものです。しかし、彼ら、彼女らは「そんなに待っていられない」と言うのでしょうね。昭和は遠くなりにけり。
昔はとにかくたくさん書きましたので、いつも切手は持っていました。しかし最近は使う頻度が減って、どうしてもたまってしまいます。郵便料金が少しずつ上がりますので、そのつど

    一円切手

のような少額切手を貼るのも見栄えがしませんので、つい新しい料金の切手を買ってしまい、旧料金のものが残ってしまうのです。今、手元に80円切手がいくらかあります。82円切手もいくらかあります。今の料金は84円ですから、80円切手を使おうとすると2円切手を2枚貼ることになります。何だか封筒が切手だらけになる感じがします。目上の人に送る場合はやはりいささか気が引けます。
今もっぱら使う84円切手は国宝シリーズ「建築物」と楽器シリーズの雅楽の楽器です。建築は石山寺多宝塔、中尊寺金色堂、興福寺北円堂などがまだ残っています。楽器はまだあまり使っていなくて、琵琶、笙、篳篥、楽太鼓、鞨鼓、鉦鼓などが残っています。これらを使い切るころにまた値上げされたら困ります。

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