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出会い 

先日東京で

    とてもいい出会い

をしました。
伝統芸能情報館へ行ったことを21日の記事に書きましたが、それはこの出会いのためだったのです。
メールのみのやり取りだった人とはじめて会ったわけです。

この人は

    若いイケメンの男性

で、大学院で建築などを勉強している人です。
彼~便宜上T君(Tさんというべきところですが、あえて親しみをこめて)と言っておきます~は、伝統芸能に関心があり、特に

    能が好き

で、能楽堂にはよく行くのだそうです。
そして最近は文楽にもかなり関心が高く、伊達大夫さんのファンだそうです。
人形よりはむしろ大夫さんに魅力を感じるとのことで、若いながらも相当の聴き巧者なのだろうと思われます。
ところが、T君は生まれながらにして

    聞こえない

のです。

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情報館にいる間、私たちはずっとメモを繰り返すことで会話をし続けました。
テーマは

    字幕のありかた

    劇場のバリアフリー

など。
とにかく、あの若さでものごとを冷静に見つめる目の鋭さには尋常ならざるものがありました。
意見をはっきり持って、とにかくいつもものを考えているようなすばらしい能力の持ち主です。
文楽については彼よりはるかに長く見ている私ですが、もうタジタジでした。

今、T君は

    字幕についての発言

をされていますが、「もし可能ならぜひ協力しましょう、その方がものごとを動かす力になるかもしれないので」というところで時間になってしまい、別れたのです。

再会する日が楽しみであり、T君の力で何かが動き始めるならとてもすばらしいことだと、心が温かくなった一日でした。

こういうことに関心をお持ちいただける方はありませんでしょうか?

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コメント

ユニバーサル・デザイン

障害を持つ人も、そうでない人も助かる、さりげない工夫がいいですね。
文楽劇場の字幕を「うるさくていやだ」という人もいるようですが、私は助かります。聞いたことのない単語を確認するのに、パンフレットの床本をいちいちめくるのは、わずらわしい限りです。
私は、字幕を続けてほしいと思っています。皆さんは、どうですか?

はいはーい!!

もちろん私もです!!(笑)
聴覚障害者だから…、いや、文楽初心者だから、字幕は欲しいです!ぜひ!

自分で字幕が要る・要らないをチョイスできる席があるといいですね。
古文が苦手な私のために原文に併せて対訳で字幕が流れてくれると、もっと嬉しいです。

簡単ですが

国立劇場は40年もたっていますから、前の座席に字幕表示がが出てくる(国立能楽堂で取り入れられたのでしたっけ?)座席に改修されるといいなぁと思っております。

♪やたけたの熊さん

障害者さえよければそれでいい、という発想はまたダメだと思います。
おっしゃるとおり、さりげなくできればいいんですね。
字幕は今や定着しており、今や字幕の問題点の改善を議論する時期にさしかかっているのかもしれませんね。

♪ベー娘さん

優秀なベー娘さんにしてはご謙遜ですが、たしかに苦手な人は多いわけで、小さいスペースの中に(これがかなり問題です)できるだけ分かりやすい情報を入れたいものですね。
現代語訳席とか、太夫さんの持ってる本と同じ字が出る席とか、ボタンひとつで選べると・・・ちょっと面白すぎですかね。

♪mainaさん

改修の時期が来ているのかもしれませんね。
その際は是非、全席でなくてもいいから能楽堂のような席がほしいと思います。
座席数は減らせないし、あまりスペースは取れないでしょうけど。現在の字幕の位置などはどうでしょうね?

舞台額縁周辺・客席背面いずれも発光画面では、眼に煩わしいものです。極論ながら、ヘルメットを被って、その顔の覆い内側に、文字でも何でも写して、また耳覆いから音声でも流しては如何(これしきの機械など日本国なら一夜にして出来るはず)。
古文は馴れ。翻刻本を読み続ければ済むのですもの、その手間ほどは、文楽にかけてやっていただきたいものです。
聴衆の耳に解説器あり、観客の眼が舞台脇の壁面・上部に微妙にズレている
…演者が可哀想でなりませぬ

選べる字幕

原文(現代仮名表記・変体仮名画像表記)、現代語訳、英語訳、字幕無しモードなどなど、字幕が選べるといいですね。

イヤホンガイドみたいに

小さなディスプレイに字幕の流れるものを貸し出してはどうでしょうね?一般は有料、聴き取りが難しい方には無料で。聴き取りに難があっても劇場にいらっしゃる方は文楽をよくおわかりのはずですから(きっと皆さんよりずっと予習していらっしゃると思います)字幕をずーっとご覧になっているってことはないと思います。

私個人は字幕はたまに「え?今のはなに?」と思ったときに観ます。だからあるとありがたいですが「位置的には大阪の位置がいい」でも「横書きの日本語って好きじゃない」というので帯に短したすきに長し」と思っています(わがまま?)^^;

字幕よくできていると思います。

文楽劇場の字幕は、文字がソフトでさりげなく、「電光掲示」というようなドギツさがありません。
字幕の位置も、舞台のすぐ上。観客が顔を上げ下げしなくても、自然に見られます。
文楽劇場の字幕は、よく考えられているなあと、いつも感心しています。

♪伝法屋源七郎さん

能楽堂の場合、原則的に真っ暗にはなりませんから光があまり苦にならないですね。
文楽の場合、時として暗転があったり(花競四季寿や新作の数々)しますので、そういう時は今も字幕は消していますね。
字幕不要論は今もあってしかるべきで、そういうご意見を斟酌しながらどのような方向に持っていくか考える必要がありそうです。

♪紅娘さん

おっしゃるとおり、お客さんによって希望が違うわけですね。
で、つい「その最大公約数を」と考えてしまうのですが、かえって無目的になりかねません。そのあたりも注意が必要だろうと思います。
現代語訳を使っていた人が徐々に原文になり、ついには使わなくなる。というのがいいのかも。

♪peacemamさん

以前は小さな本を手に持ってぱらぱらめくりながら見ていた人も多かったわけですね。ページがかわると劇場内に一斉に「パラリ」という音が響いたものでした。でも、大半のお客さんはやはり人形を見ていました。けっして本に夢中にはなりませんでした。
手元にディスプレイがあってもそれを見続ける人はまあいないですよね。

東京の字幕はスペースのないところに無理やりくっつけた感じは否めませんね。
私も実は横書き嫌いなんです。今の学生は何でも横書き。私にとってはあたりまえの「原稿用紙に縦書きする」という発想のない人も多いですね。

♪やたけたの熊さん

あの色合いや字の大きさなど、いろいろ検討したのでしょうね。
字幕の切り替えも鋭角的にパッとかわると目立ちますが、いくらか穏やかにも見えます。
お客さんがどのような視線をしているのか(つまり字幕と舞台をどのように交互に見ているのかなど)も検証されているのでしょうね。その上でさらに工夫が積み重ねられればと思います。

能楽堂の字幕

昨日たまたま国立能楽堂に行きました。席が最後列の真ん中(正先にいるシテの正面)だったので前の席のスクリーンがずーっと観えたのですがほとんどの人がつけていませんでした。プログラムのあらすじや付属してくる謡本を開いて読んでいる人は結構いました。あのスクリーン、つけた意味があるのか疑問です。つける際に有識者や一般の人にアンケートをとっていますが「もう取り付け前提のアンケートだった、話は決まっていた」と聞きました。あとから文句を言われないためのアンケートであって、皆さんの声を反映したのではないことは確かなようです。

藤十郎さんの仰るとおり能楽堂は見所も明るいからさほど気になりませんが、客席が暗くなる演劇には無理かもしれませんね。

♪peacemamさん

能楽堂の現実をお教えいただいてありがとうございました。
そういう意味では全席に取り付ける必要があるのかどうかも考えるべきでしょうか。
そのアンケートのとり方、なんだか「?」ですね

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  • [2009/02/06 21:30]
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