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パチンコ・スロット 

この間、たまたま歩いていたところに、とても大きな駐車場がありました。3階建てだったのですが、横幅は100m以上あるだろうと思われる長さで、一台について横幅2.5mとしても40~50台、しかも縦幅も長いのでワンフロアだけで数百台停められるのではないかと思います(かなりいい加減な計算です)。
一体何があるのだろう、と思ったのですが、その駐車場の反対側にはコンビニがあり、さらに何やら巨大な建物が建っているのです。たしかに、車がけっこう出入りしていて、にぎわっている感じがありました。ホームセンター? 複合商業施設? それにしては窓が見当たらないな、などといろいろ考えていたのですが、そうではなく、

    パチンコ・スロット

とありました。いやもうびっくりでした。パチンコってこんなにたくさんの人が愛好しているのか、という驚きでした。私は大学生のときに友だちに連れられて2,3回行ったことはありますが、それ以後は皆無。スロットについては未経験です。ああいうギャンブル系の遊びは好きではないというのが大きな理由ですが、それとともに落ち着かない雰囲気がまったくダメなのです。連れていかれたときも、早く出たいという気持ちでいっぱいでした(笑)。
それにしても、数百台から1000台くらいの車が止められそうな大きな店で、ほんとうに満杯になったりするものなのでしょうか。社会勉強のために入ってみようかと思わないでもなかったのですが、なにしろ臆病者ですので、見知らぬところに入るのはためらわれ、駐車場だけ塀越しに覗いてみました。なるほど多くの車が停めてあり、このスペースは伊達ではないと思いました。。
今、大阪ではカジノを作ると言って大騒ぎしています。私の知り合いの女性はアメリカに行ってラスベガスで少し遊んだと言っていましたが、旅行中のことですし、彼女は雰囲気だけを見に行ったということでしたのでお小遣いが少し減ったくらいで問題はなかったそうです。しかしそれを目的に行く人はかなりのお金をかけることになるのでしょうから、勝ったり負けたりの額も町のパチンコ屋とは比較にならないのだろうと思います。
そういうこともあって、一部の政治家は

    住民投票

をして世論に問おうという意見を出したようですが、そこは多数派のアノ党とその言いなり状態のアノ党によって否決されてしまいます。
では、もし住民投票をしたらどうなるのでしょうか。私は、賛成意見は少数派になるのではないかと思うのです。私の知る限りでは「アノ党は支持しているけれど、万博は賛成だけれど、カジノはいらない」という若い人がかなりいました。それに、横浜で賛成派の現職市長が惨敗したことも記憶に新しいところです。「博打場」というイメージはやはり強いものがあって、そんなものをそばに作られたら中毒になる人がさらに多くなる、という危機感もあるはずです。そうならないように手は打つと言っていますが、そうなることが明らかだから手を打たざるを得ないのでしょう。マッチポンプの典型例のように思えます。
あの巨大パチンコ屋を見たときに、これがもしカジノであれば、一獲千金を夢見て敗れていく人たちがこういうところからぞろぞろと出てくるのかもしれないな、と想像してしまいました。
そもそもカジノを作るための費用は、土地の整備の時点で当初の想定よりはるかに巨額なものになっているようです(そうなるだろうなとは言われていましたけどね)。いずれ回収してお釣りがくるんだ、という皮算用なのでしょうが、大阪はほんとうにこれでいいのでしょうか。どんどん変な方向に行ってしまわないか、気になっています。

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