同級生の家
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家の近くをある程度長い距離歩くことが多いのです。先日は私が行った幼稚園、小学校、中学校の前を歩きました。どちらもまだ健在で、平日でしたので子どもたちの姿も見えました。
小学校では体育をしている子どもたちを見かけたのですが、みんなマスクをしていました。今は子どもにも感染が広がっているそうですからしかたがないのかもしれませんが、何ともすっきりしない気持ちになりました。
体育をするということは平常より激しい運動をするわけですから、より多く酸素を必要とします。それなのにマスクをして走っていたのです。あれはやはり必要なことなのでしょうか。格闘技をするのはやめた方がいいかもしれませんが、走ったりドッジボールをしたりするならマスクを外してもよさそうな気がします。そんなことをしてクラスタが発生したら責任問題だ、ということになるのでしょうけれども・・。
その次に中学校に行きました。ここは山の上なのでかなり急な坂を上ります。よくあんな坂を毎日歩いたものだと思うくらいです。今はそういうことはないみたいですが、私が在学していた頃はかなり
ワル
の生徒がいて、暴力やいじめはしょっちゅうあったところです。教師は逃げ腰で、相談にも乗ってくれないような雰囲気でした。今は校舎の位置が少し変わっているだけでなく、その周辺の家が目覚ましいばかりに新しくなっていました。ひとことでいうと高級住宅街のようになっていて、こういうところの子どもたちが行くようになったら学校も変わるだろう、と思いました。
最後に幼稚園。少子化で、まだ存続しているのか心配でもあったのですが、今なお立派に維持されていました。子どもの姿は見えなかったのですが、あまりじろじろ見ると不審者に思われそうで、覗いたりはしませんでした。
この日、各学校の周辺も歩いたのですが、何しろすべて公立学校ですから、近所の人が通うところで、なつかしい
表札
にいくつも出会いました。同級生本人が今も住んでいるのかどうかは知りませんが、確かこのあたりに○○くんの家があったはずだ、と思ったら実際その人の姓の表札があったのです。それがもうすべて立派な家になっていて、今なお自分の家を持たない私はなんだか恥ずかしくなりました。中には同級生の名前が表札の筆頭になっているのもあって、あのぼんやりしていた▽▽くんがこんな家を建てるなんて・・と、より懐かしさを覚え、思わずピンポンを押してお茶でもごちそうになろうか(笑)と思ったくらいです。
みんなそれぞれに歓びと哀しみを経て今に至り、何とか元気に生きているのだろう、と思って少し心が温まったまま帰ったのでした。
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- [2022/04/06 00:00]
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