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年の差 

私はずっと20歳前後の女性に話をする仕事をしてきました。当たり前の話なのですが、最初のころは私も若かったので「少し年の離れた妹」くらいの年齢差でした。それがいつしか姪くらいになり、子どもくらいになり、やがては子どもより年少というところまで行きました。ところが私が幼稚だからかもしれないのですが、自分が年齢を重ねたことがあまりわかっていなくて、実感としては初めて教員になったころとあまり変わらないのです。しかし学生は私をいつまでも「年の離れたお兄ちゃん」とは思ってくれません。私は学識もなければ人間としての貫禄もないので「老大家」のような教員にはなれませんでしたが、老いてきたことだけは確かです(笑)。
子どものころの年齢差というのは1歳違えばまったく

    別世界の人

のようでした。小学校1年生の時に、近所の悪ガキに「お前1年生か、俺は2年生。ハハハ」となぜかそれだけのことで馬鹿にされたことがあります。ひとつ年長というだけでも大先輩のような感じだったのですね。
中学、高校でも、1つ違えばかなり差がありました。部活では特に先輩後輩の序列が厳しく、言葉遣いも(下手な)敬語を使わねばなりませんでした。
兄弟でも、私は3つ年上の兄には運動も勉強も何もかも太刀打ちできなくて、3年の年齢差はとてつもなく大きなものでした。
しかし大学生になって、同級生に26歳で入学した人がいて考え方が変わりました。最初はこの人とどのように距離をとればいいのかわからなかったのですが、次第にうちとけると、さすがに経験豊かでいろいろ教わることばかりでしたが、変に遠慮しなくてもいいんじゃないかと思うようになったのです。名前は最後まで「さん付け」で呼んでいましたが、先輩とはやはり違う感覚でした。
それ以後は2つや3つの年齢差なんて何でもないことだと思うようになり、今では

    20や30の年齢差

でもどうってことはなくなってきました。子どもに近い年齢の同僚というのが出現してきたわけですが、教員(特に文系)の場合は上下関係がありませんから、私は若い人に対してもずっと敬語を使って話してきました。私が30代のころでも、上の年代の先生は敬語で話してこられましたから、私が下の人に敬語を使うのもごく当然のことだと思ってきたのです。
何と言っても私は世間のことをよく知らないので、年少の人からいろいろ教わることが多いのです。SNSを見ていても、年少の「友だち」にはほんとうにお世話になっています。もう、何十年の差があっても気にしません。

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