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うれしい卒業式 

サトウハチロー作詞の「うれしいひなまつり」には「赤いお顔の右大臣」という歌詞が出てきて、これは作詞家が間違ったのだろうと言われています。ふつう、赤ら顔の人物は向かって右側に置かれる高齢の男性です。向かって右ということはお内裏様(天皇と皇后にあたる)から見ると左側で、つまりその人物は左大臣なのです。ただ、この歌はあまりに有名になってしまって、今さら変えることもできないのかもしれません。
「お内裏様とおひなさま 二人並んですまし顔」というのも、このままならお内裏様=天皇、おひなさま=皇后のように思えますが、本来は繧繝縁の畳に座った男女セットで「お内裏様」というのだと思います。
サトウハチローさんにケチをつける気は全くないのですが、こういう故実に即した人形(有職人形)を歌詞にするのはなかなか難しいものだと思います。
三月というと、卒業式のシーズンでもあります。私は大学の卒業式と縁がなくなって10年以上になり、今はどんなようすで行われているのか全く知りません。内容は多少変わっても、相変わらず「理事長挨拶」「同窓会長挨拶」などはあるのでしょうね。私が知っていた最後のころ、

    「蛍の光」

は卒業生が退場するときのバックに流されていました。歌っていたのは記憶にありません。もちろん「仰げば尊し」などは歌いませんでしたし、そもそもみんなで何らかの曲を歌うということをしていたかどうかももう忘れてしまいました。
卒業式が終わってこそやっと楽しみが待っているのです。学生さんと向き合っていろんな話をするのは教員の

    一年間の「ご褒美」

のようなうれしいものでした。何か冗談を言って、彼女たちが笑顔を見せてくれたりすると、いつまでもその顔を見ていたい気持ちになりました。
私にはすでに縁のなくなったものではありますが、私の長男が教師をしているものですから、今その喜びを感じているようです。彼は嬉しさいっぱいで自分のクラスの卒業生の写真を見せに来ましたし、驚くことにある女子生徒さんからホールのケーキをもらったというので私もお裾分けにあずかりました。すごいですよね。卒業式にケーキを持ってきてそれを先生にあげるなんて、私には考えられませんでした。
卒業する人たちは感じることが多い一日だと思いますが、教師にとっても同じくらい喜びがあふれ、少し寂しい気持ちになる日なのです。

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コメント

学位授与式

 藤十郎さまもご覧になればよいのに。今年は保護者もいらっしゃってとりわけ晴れやか・華やかでした。
 同窓会長のお話はありませんよ。ここ十年くらいは卒業生による「門出の誓い」が学科と学生の個性が出ていて、折々に感動します。

🎵野崎小町さん

15日が卒業式だったのですよね。私、午後大阪で用があって、その準備のために仕事場に行きましたら何人か袴姿の人を見かけました。

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