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スカウト 

大相撲の世界では巡業というのがあって、普段はテレビでしか見ることのできないほんものの「お相撲さん」を間近で見られるとあってなかなか人気があるようです。ここ数年はやはりあまり回数も多くなかったのでしょうか。
ああいうことをするのはとてもいいことで、相撲のすそ野の広がりを作る一助になっていると思います。
以前はホノルル(ハワイ)とかロサンゼルス、マドリッド(スペイン)、デュッセルドルフ(ドイツ)、香港、台北、ウランバートル(モンゴル)、ジャカルタ(インドネシア)などに出かけたそうで、日本の伝統的なレスリングだというので興味を持たれた方が少なくなかったことでしょう。そしてこういうことをきっかけに海外の入門希望者を探すこともあったのかもしれません。
文楽の研修生は、今年

    希望者がゼロ

だそうです。あれまあ、残念な、では済まないでしょう。国立劇場が「募集しています」と言ったところで、そうそう若者の心の琴線に触れるものではありません。ポスターを山ほど作っても目に触れるかどうかわからず、触れたとしても訴えるものが多いとは思えないのです。
私が思うに、もう少し募集活動を意欲的にしたほうがいいのではないかと思います。
こう言っちゃあ何ですが、御堂筋にキラキラ電飾を付けてもそれが大阪の宣伝になることはありません。大阪城は一定の人気がありますが、何と言っても昭和にできた天守閣を見せるのは心苦しくさえあります。特に海外の人は新しいものも注目しますが、必ずと言っていいほど「日本の伝統的な文化に興味がある」といいます。京都や奈良にはあまたのお寺があります。そう考えると、結局大阪名物として訴え得るものは文楽が一番だと思います。
海外から技芸員を求めるのも一案だと思いますが、やはり日本の若者に期待を持ちたいです。その場合、もう23歳以下なんて言っていてはいけないと思います。平均年齢が上がっている昨今ですから30歳以下でもよさそうに思います。三味線は子どもの時からやらないとダメなんです、と昔は言われていました。しかし今は大卒の人もいます。30歳で三味線を始めても弾ける人は弾けると思います。
そしてせっかく高校生対象の鑑賞教室をしているのですから、そこでもっとプッシュしてもいいのではないでしょうか。舞台から「声のでかい人いる?」「ギター弾ける人は?」と子どもたちに訴えてもいいと思います。
また、全国のアマチュア文楽劇団の人を訪ねて若い人を誘うとか、地方公演で若い人に実際に声をかけてみるとか、そういう

    スカウト

のような人がいてもいいのではないか、そんな気がしてなりません。
もちろんそれには費用がかかります。大阪市と大阪府は今こそ補助金を復活してスカウト専従者を雇って、全国を回らせるくらいのことをしたらどうなのでしょうか。まあ、彼らは補助金の意味がわかっていないので出さないでしょうけどね。

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