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外国人選手 

昔の話ですが、プロ野球では外国人は2人までという時期がありました。そして外国の人はパワーがあるというのでかなり恐れられていたように思います。実際、過去の外国人には恐るべき選手がいました。私が子どものころには南海のスタンカとか阪神のバッキーとか阪急のスペンサーなどというすさまじい人がいました。パ・リーグはテレビ中継がまったくと言っていいほどありません(今も民放の地上波ではめったに見かけません)でしたし、何しろ私がほんとうに小さい頃でしたから実物はわからないのですが、何だか巨大な人というイメージだけが残っています。けんかっ早い人も多くて、何しろ体が大きいですから、こういう人を怒らせるとわけのわからない英語(笑)を叫びながら鬼の形相で襲い掛かってくるイメージがあって子ども心に怖かったものでした。
その後も、阪神のバースとか阪急のブーマーなどという三冠王になった選手がいました。外国人=大物というのはこのころがピークかも知れません。
昨今は人数制限が緩やかになって、「出来上がった選手」だけでなく発展途上の選手もずいぶん入ってくるようになり、日本で技を磨いてアメリカに行くという「逆輸入」も珍しくありません。
相撲の世界では、以前はハワイ出身者、今はモンゴル出身者がたくさん入ってきました。裸になってまわしだけを締めるというのは欧米の人には抵抗もあるようですし、そのほかにも相撲界の習慣になじめないまま終わった人もいました。しかしモンゴルの人は何人も横綱、大関になり、今やモンゴルの人がいてあたりまえという時代になりました。「相手を倒すことが相撲」「勝つことがすべてにまさる」という考え方が、時として日本のファンから目を背けられることもありますが。
狂言や能の世界にはしばしば外国人が入門します。ドナルド・キーンさんが

    「青い目の太郎冠者」

でいらしたことはよく知られます。そういえば落語家に入門される方もいらっしゃいます。
それなら文楽にもいてもいいじゃないかと思うのです。今は

    外国人のための文楽鑑賞教室

というのもあります。そういう場で、ちょっと人形を触るとか三味線の音を出してみるというだけでなく、留学生さんなどに「3か月でも修業してみませんか」とアピールして、希望者があったらほんとうにやらせてみればいいと思います。別に国籍なんてどうでもいいと思いますので、ほんとうに一生の仕事にしたければそうすればいいですし、「いい体験になりました」で終わってもいいと思います。何もすぐにプロを養成すると考えることはないのです。話題作りにもなって日本人にもアピールできるかもしれません。言葉の壁はありますが、文楽には英語の達者な技芸員さんもいらっしゃいますから大丈夫じゃないでしょうか。
そういえば、徳島には徳米座(とくべいざ)のマーティン・ホルマンさんという方がいらっしゃいます。
さて、さらに青い目の口アキ文七は誕生するでしょうか。

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