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残暑お見舞い申し上げます 

今年の暑さは尋常ではありません。私は以前から「地球温暖化」という言葉は文字どおり「生ぬるい」と思っていました。「温暖」なんて、何だかほんわかと暖かそうじゃないですか。今の状況は、そんな生易しい話ではないと思うのです。「灼熱化」とか、せめて「温熱化」くらいにはしないと、と思っていたのです。
すると国連の事務総長が「地球沸騰の時代(the era of global boiling)」という言葉を使ったそうです。一気に沸騰まで行っちゃいましたか。いやいや、これくらい言っていいと思います。
京都におすまいの方が、今月初めのある日、朝の5時には30度を超えるとおっしゃっていました。私の家では同じ日の7時頃に超えましたので、やはり京都は暑いところなのだと納得しました。
大学院生のころ、日本古代史の

    山中裕先生

に師事して、日本史の専門でもない私は初めてしっかりと古代貴族の漢文日記(古記録と言われます)を読むことにしました。それまでは我流で読んでいましたので自信のないことが多く、若いうちに鍛えておかないとあとで困ると思ったのです。そしてその研究会が夏と秋(後には夏のみ)京都で多くの研究者や研究者の卵を集めておこなわれました。私などは卵にもなっていませんでしたが、それでも山中先生は嫌な顔ひとつなさらずいろいろ教えてくださいました。ゼミ形式でおこなわれたのですが、初めての時は発表される先輩の院生たちの読解力のすばらしさに目を剝きました。私が5文字読むのに彼らはすでに数行読んでいるという感じでした。ここまで読めないのなら、さっさとあきらめた方がよいのではないかと思ったくらいです。しかし、勉強はするものです。まがりなりにも少しずつ読めるようになって、その後の人生にどれほど役に立ったかわかりません。
意見が次々に出て一つの方向に向かうまで、学者先生や卵たちから大変な熱量を感じた、あの暑い夏の京都。当時でも最も暑い日は

    35度

にまでなりました。今なら37度くらいでしょう。日が当たると肌が痛いくらいでした。
あの研究会が終わるともう晩夏。京都大学そばの思文閣会館の屋上で先生や友人たちと眺めた五山の送り火のうちの「妙法」。今年も夏が終わっていく、と何となく寂しい気持ちを誘われました。
既に立秋を過ぎて暦は秋だと言っていますが、事実上の夏ももうすぐ終わりです。
残暑お見舞い申し上げます。

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