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時間との闘い 

私は作家ではありませんので、お金になるものを書くことはほとんどありません。あるとしたら自分にとってはほとんど役に立たない義務的な原稿が大半でした。呂太夫さんの本は印税がありましたが、トータルすると完全な赤字でした(笑)。それならなぜ書くのかというと、これはもう本能のようなもので、書かなくなったら人生はそれで終わりだと思っているくらいなのです。中味はたいしたことがなくても、書くことにこそ意味があると認識しているくらいで、間違って(笑)私の文章を読んでくださる方がいらっしゃったら、誠に申し訳ない限りです。このブログの文章だって同じで、しょっちゅう読んでくださる方には「悪文御免」のお詫びしなければなりません。
この8月はいくつもの締切があり、今なお時間と格闘して、書いては調べ、調べては書く作業を繰り返しています。計画的に書かなければ全部が途中で終わってしまう「共倒れ」になりかねませんので、まずは短いものから書いていきました。
連載を始めてもう7年以上、今回が31回目となる

    『源氏物語』

の雑文は、少人数ではありますが読んでくださる方がいらっしゃるようです。これは400字詰め原稿用紙に換算すると10枚ちょっとの分量で、あまり長いものではありません。それでもトータルでは300枚以上ですから、ちょっとした本1冊分で、偉い先生ならこのあたりで単行本にしましょうと編集者さんから言われるところでしょう。
今回は「花散里」巻という、きわめて短い巻について書きました。岩波書店の『新日本古典文学大系・源氏物語』ならわずか4ページで終わってしまう巻です。
ストーリー上はなくてもよさそうなのに、長編物語の構成としてはやはり重要な巻だと思います。そのあたりを夏の代表的な景物である「ほととぎす」と「橘」を話題にしながら書いてみました。
短歌も詠まねばなりません。『源氏物語』はネタになる作品がありますのであとは私がそれをどう受け止めたかを書けばいいので半分は紫式部お姉さんが書いてくれたようなものです。しかし短歌は何もないところから作っていきますので、もの(それは自然の場合も、自分の心の内奥の場合もあります)を見つめてそこから自分の心を震わせるものを見出して言葉を選びに選んで、リズムを大事にして形を整えます。詠み慣れない者にとっては

    一筋縄ではいかない

のです。しかしこれも締切には何とか間に合いました。
まだこのあとに2つの大物が待っています。本当に書けるのか、はなはだ怪しいです。学生時代に、やはり締切に苦しんでいらした恩師が、3日で1本の論文を書かれたという話をなさっていました。しかるべきすぐれた雑誌に載せられたもので、すごいものだと思いました。でも、3日で40枚くらいなら1日13枚だから、できるかも、と思ったものです。いやいや何の、本気できちんとしたものを書こうと思ったらとてもそんなことはできません。今になってやっと恩師の苦労がわかったような気がします。
さて、とにかく締め切りまでラストスパートです。なりふりかまわず頑張ります。

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コメント

宣言と願い

忙殺の日々、お邪魔いたしません。

※ヤッタ、今回は16文字で完了できた。

と、こういうことこそ、迷惑行為だと学ぼうね、わたし。

どうか捨て読みなさって頂けますように・・。

  • [2023/08/31 06:20]
  • URL |
  • ご活躍が嬉しい・押しego。
  • [ 編集 ]
  • TOP ▲

🎵押しegoさん

何かと励ましてくださったおかげで、一段落しました。
次の仕事もがんばります。

以上、40字以内で収まりました。

数える時間を返せ。。。

…。

  • [2023/09/02 08:10]
  • URL |
  • 無言の・押しego。
  • [ 編集 ]
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