ともに学ぶ
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『源氏物語』の講座をしてほしいと言われたとき、私は一も二もなくお引き受けしました。月に一度なら何とか予習する余裕もありそうですし、頭が錆びつかないようにするにもいい機会だと思いました。要するに自分の勉強のためにお引き受けしたも同然でした。
私はけっして学識豊かな人間ではなく、本当の意味での学者さんのような「何でも知っている」という大先生ではないのです。本当はそれくらいになっていなければならないのですが。
10月の会でもご質問をいただいたのですが、私はその場で答えられませんでした。そこでは保留して、帰宅してからあれこれ調べてLINEの
グループ機能
を使ってお返事しました。次の会までは1か月ありますので、早くお返事しないと忘れられてしまうと思うからです。もっとも、LINEをお使いでない方もいらっしゃいますので、そういう方には、遅くなるのですが来月お答えすることにいたします。
LINEは講座実施中にも機能することがあります。私がお話ししていて、「あの、ちょっと待ってください」と何かご質問をいただく場合があるのです。すぐ近くの席の人ならさっと何かに書いていただけば対応できるのですが、離れた方の場合はいっそLINEで書いてくださる方が手っ取り早いことがあるのです。
それで、私はいつも携帯をデスクの上に置いているのですが、関係ない所からの連絡が入ったりするので、いささか厄介な面もあります。
ともかく、そうやって、一方邸に偉い先生が講義を垂れるという感じではなく、私が
話題提供者
のようになって、受講者の方々に「ツッコミ」(笑)を入れていただくような形を取っています。
私がちょうどいい具合に出来が悪い(笑)ので、みなさんも意見が言いやすいのではないかと思っています。ほとんどの方は短歌をお詠みになりますので、文学のお話をするとやはり反応が良いのです。そもそも、そういう方だからこそ参加してくださるわけですが。
つい最近、ある方が「これまで、『源氏物語』はどうしても入り込めなかったが、この講座は話にふくらみがあるのでやって行けそうに思う」とおっしゃってくださいました。実にうまくほめてくださっているのですが、実際は「ふくらみがある」というよりは「脱線が多い」のだろうと思います。
でも、その脱線によって話を聞こうというお気持ちが進むのであれば、まんざら悪くもないかな、と思っているのですが。
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- [2023/10/25 00:00]
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子の子餅‥(このこもちと読んだことは内緒です)
そういえば、葵の巻で。
亥の子餅と、ねのこもち(子の子餅?誤変換なら申し訳ございません)
が出てきたはずですが‥。
某・関東では。
恐らく、子の子餅のことであろう、和菓子を。
三日夜の餅、という名前で出産祝いにも使われていました。
さんが餅、と言っていたような気もしますが。
源氏が由来とは和菓子屋さんは仰いませんでした。
どっちが卵で鶏か?なのでしょうね。あ、確か、三日餅と書いていたような記憶も。。いずれも紅白のお餅で、味は同じだったはず。
(恩師を図書館とは、思って居りません。)
♬押しEgoさん
源氏が由来なのでしょうね。知らんけど。
いわゆる三日夜の餅をそれが子の日だったからそう言ったのですね。
商売はなんでも工夫。多少いかがわしくても(笑)。
隅田川の言問団子なども古典にあやかり。
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