fc2ブログ

今年も苦しい11月 

例年、十一月は多忙です。書かなければならないもののほかに、話をしに行くところもあって、その準備もありますので、余裕がないのです。そのわりにブログを書く余裕はあるじゃないか、というご指摘はご遠慮願います(笑)。
以前はこの時期に幼稚園児のための文楽人形劇を上演していましたので、その台本書きや稽古、本番があり、それだけでも大変でした。何しろ毎週奈良まで行っていましたので。
今はそれがなくなって、残念ではあるのですが、苦しさは免れています。
そういえば、『フィガロの結婚』の台本も11月が正念場でした。早朝から仕事場に行ってパソコンと向き合い、オペラのDVDを観たり、原稿を書いたりしていました。1か月半で書けというかなりの無茶を言われましたので、ずっと息をつめて働いているような感じでした。
それらはもう終わったことですが、別の仕事も出てきましたので、やはりこの1か月は相変わらずがんばらねばなりません。
『源氏物語』のエッセイは、もう

    32回目

を数えます。今回から「須磨」巻に入ります。都に居づらくなった光源氏が自ら須磨(今の神戸市)に退去して、そこから明石に移るまでの話です。このエッセイは年に4回ですから、丸8年ということになります。当初は10回続けば御の字と思っていましたので、よく続いた方だと思います。さすがは『源氏物語』、モノが違うという感じです。
短歌関係の原稿はほかにもありますし、短歌そのものを詠むことも必要です。
話をしに行くのは、藤原道長を中心とした平安時代貴族の病悩についてという、まことに陰気なお話と、もうひとつはやはり『源氏物語』の講座です。
道長の話はかつて書いた原稿がある程度役に立つのですが、アングルが違いますので、また彼の人生を振り返りながら話の構成を決めつつあります。私の持っている史料は乏しいので、図書館に通わねばならないこともあって、その往復の時間が誠に惜しいほどです。大先生は家の中に書庫かと思われるような本を並べて、そこからあれこれ引っ張り出して勉強されるような、ああいう姿がうらやましいです。
一方の『源氏物語』のお話は、

    「帚木」巻

の三回目。いつもぎりぎりに予習しており、綱渡り状態が続いています。今度は後に光源氏が偶然出会うことになる夕顔という女性がひっそりと登場します。
勉強すること、話をすることは楽しいのですが、同時に無責任なことはできないという精神的な重圧は私のような三文学者にも感じられるのです。

にほんブログ村 演劇・ダンスブログへ
にほんブログ村
↑応援お願いします
jyorurisakushaをフォローしましょう

スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://tohjurou.blog55.fc2.com/tb.php/6634-2ccb5b01