fc2ブログ

少しだけ観た大相撲から 

どうやら私はもう大相撲を観なくてもいいのだろうと思うようになってきました。なるほど、魅力的な力士はいますが、なんだかなぁ、という人が多く、また相撲の内容ももうひとつ、ということがあるのです。十一月は忙しかったので、ほとんど観ていませんが、少しだけ余裕のある時にテレビをつけました。
気になることのひとつはまわしの締め方です。緩いのもだめですが、多くの力士がこれでもかというほど強く締めていました。からだに食い込んでいて、相手力士がまわしに手をやってもつかめないくらいでした。相撲は押すだけではなく四つに組んでの力比べのようなおもしろさもあります。いわゆる

    がっぷり四つ

に組んでの力相撲というのを、私はその日に観ることができませんでした。観ていて拳に力が入るような相撲です。四つ相撲の人はやりにくいだろうな、と思います。やっとまわしを取っても一枚まわしになったりして見苦しいです。
次に、勝っても負けても、勝負がついた後の態度のよくない人がいて不愉快な気持ちになりました。負ければ悔しいのはわかりますが、その場に「へたり込んで」しまって、なかなか立ち上がらず、無駄な時間を使う人がいます。勝った側も相手をにらみつけるような人がいて、醜いです。礼をしない人、しても頭を下げる「フリ」をしているだけにしか見えない人がいます。柔道が「国際化」したために美意識というのが失われていって、本家の日本人でさえ非礼なことをする人が増えましたが、どうも相撲もそのあとを追っているような気がします
手刀の切り方、懸賞金の受け取り方、仕切りの時のぐずぐず、これらは相変わらずでした。制限時間までの仕切りの回数が昔より短く感じられるのは、仕切り一回にかける時間が長すぎるからだと思います。
せっかく期待されている力士でも、踊るような

    妙な格好

をする人がいて、当世はああいう奇抜な格好をすることが「おしゃれ」なのかな、と、古い人間としては理解に苦しんでいます。
私の観た日にひとりだけこんな人がいました。時間いっぱいになって塩に戻り、汗を拭いた後、そのタオルを丁寧に折りたたんでしかも自分が顔を拭いた方を内側にして呼び出しさんに渡していたのです。名前は憶えていないのですが、私の知らない人でした。潔癖症なのかもしれませんが、とても気持ちのいい態度でした。全員がそうしなくてもかまわないのですが、ああいう人がいてくれるとちょっとホッとします。
その日ではなかったのですが、YouTubeで、何かのはずみでこんなシーンを観ました。時間になって相手が手をついているのに、1分以上手をつかずに動かなかった人がいたのです。こういうのは絶対にダメだと思います。自分のタイミングでないと立たない、というのではなく、相手と呼吸を合わせて立つのが相撲のきまりです。
昔はよかった、などと言うつもりはないのですが、大相撲に対する愛着が薄れていくのが寂しいのです。

にほんブログ村 演劇・ダンスブログへ
にほんブログ村
↑応援お願いします
jyorurisakushaをフォローしましょう

スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://tohjurou.blog55.fc2.com/tb.php/6669-d494da8c