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編集者 

最近、ある人のお書きになった本の原稿をざっと読む機会がありました。どう思うか教えてほしい、間違いがないかチェックしてほしい、という依頼だったのです。実は、私はこういうことをこれまでにも何度かおこなっており、それで頼まれたのかもしれません。他人の本をあらかじめ無料で(笑)読めるという特権も与えられるわけで、しかも立派な方の業績にひとつでもふたつでも足跡を残せるわけですから名誉なことと言えるかもしれません。ちょっとした編集者気取り(笑)なのです。
私もこれまで書いたもので編集者の人とやり取りをしたことがありますが、みなさんとても時間をかけて読み込んでくださいます。一字一句、おかしいところがないかをチェックしてくださるので、とても勉強になりました。
自分で書いた文章というのは、自分ではよくわかっているのですが、他人の目から見ると奇妙に見えたり、意味不明だったりすることがあります。私もチェックしてくれた編集者さんに対して「これがわからないの?」と不思議に思ったことさえがあります。ここで編集者の言うことに耳を傾けるかどうかでその本の良しあしも決まってくる可能性があります。

    依怙地な大先生

になると、「私の書いたものがすべてなのだ」「編集者風情が何を言うか」と目くじらを立てんばかりの態度をとる人もあるようです。だいたいそういう場合は編集者の言うことの方が正しい(笑)ものです。幸い私は大先生ではないのでプライドを振りかざして依怙地になる必要もなく、編集者さんに教えを乞う態度を通してきましたので、たとえば呂太夫さんの本などは原稿の時点よりはるかによくなったと思っています。
このたびの仕事では、言葉が正しいかどうかわかりませんが、

    重箱の隅

を楊枝でほじくるようなこともしてきました。いったん本になってしまうと取り返しがつかないので、嫌われても、うるさがられてもいいからきちんとしておきたい、と思うのです。編集者というのはこんな気持ちで仕事をしているのだろうな、と感じることが多々ありました。
間違いをチェックして、といわれたのですが、私にそれほどの知識や見識があるわけではありませんので、「気になります」という形でお知らせしておきました。どんな立派な先生がお書きになるものでも、どうしても明らかなミスが出てきます。今回も、それについては自信をもって訂正できました。少しはお手伝いできたかも、と思えました。
最終的な責任は著者の大先生にありますので、私は気楽に物が言えたのも事実です。私が朱を入れたところでも、結局大先生の方が正しくて私が間違っていたということもあったと思います。
いつ刊行されるのかはわかりませんが、少しでも良い本になって世に出るようにと願っています(一冊もらえるかも・・笑)。

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