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市章 

どこの町にも市章というものがあります。
京都市は「京」の文字をデザインしたものと御所車を組み合わせたものです。御所車なんて、いかにも京都らしいですね。京都市章は色も美しく、金色と紫色を組み合わせています。神戸市の市章は実に単純で、扇を二つ重ねた模様で、それに「かうべ」の「か」の字をデザインしているものだそうです。なぜ扇が二つかというと、神戸と兵庫の二つの港があたかも扇を並べたかのような形をしているからだそうです。それでまとめて「扇港」とも呼ばれていたのです。大阪市は澪標(みをつくし)が市章になっています。
この三つの町の市章を組み合わせたのが、

    阪急電鉄

の以前の社章でした。中央に神戸と大阪の市章がそのまま用いられ、周囲は京都市の市章を崩したデザインでした。私はそのデザインを先に知っていたため、大阪の市章って、阪急の真似をしたんだろうか、なんて思ったくらいです(さすがにそれはウソですが)。
私は西宮市の高校に行ったのですが、その高校のデザインは、一見すると六芒星に「高」の文字をデザインしたものなのです。ところがその高校では「西宮市の変形六稜型に、「高」の字を入れたもの」と説明しています。

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高校の校章

この「変形」という言葉がくせものです。実はきれいな六芒星の形にはなっていないというのです。しかし現実に私が校章を見た限りでは「変形」という感じではありません。西宮市の市章というのは明らかに変形です。真ん中に「西」という文字(ただし篆書体)が置かれ、その周囲が星形に見えるのですが、よく見てみると線がずれています。六芒星ではなく、カタカナノ「ヤ」を三つ組み合わせたデザインなのでした。真ん中に「西」、まわりに「三つ」の「ヤ」。この「ヤ」の字をはっきり見せるために線をずらしているのです。つまり

    「にし(西)・み(三)・や(ヤ)」

で「にしのみや」というダジャレ(失礼)のようです。高校の校章は、この市章を使っているのは明白ですが、線のずれまで細かくは考慮しなかったのかもしれません。
西宮市の隣の尼崎市は工業都市なので「工」という文字と「ア」「マ」とデザインし、さらに「小田村」という地域を合併した時に「小」の字を含めるために黒丸を二つ描いています。
芦屋市は山と海をデザインしつつ、芦屋の中心の海側の四つの村の調和を意味する四本線を使っています。
宝塚市は「タ」「カ」「ラ」の文字をデザインしつつ、町の中心を流れる武庫川の両岸を結びつける架け橋が描かれているようです。
私は小学生の時に「わが町」について習い、市章やその意味も覚えましたが、ましたが、今もこういうことは教わるものなのでしょうか。知っていても損はないと思います。

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