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マルハラ 

メールというのができたころは「最新の通信連絡ツール」として、当時の若者たちはこぞって使うようになりました。もう手紙なんて書かなくていいんだ、という人たちが一気に増えたと思います。
ところが今や、メールの使い方がわからない、パソコンのキーボードが打てない、という若者が増えています。最新のツールだったものがあっという間に色あせて来たようです。今はLINEか、あるいはインスタなどで会話をするように連絡しあうのが当たり前で、手紙の延長上にあるメールは面倒なものなのでしょう。
会話と手紙では文章の質が異なります。手紙の面倒くささは多くの若者にはたまらないほど嫌なものかもしれず、メールも面倒なものの部類に入るのでしょうね。
最近はLINEなどで文の終わりに

    句点、つまり「。」

をつけるのを嫌がる若者がとても増えています。
(若者)今日、休みます
(上司)どうかしたの。怪我でもしたのかな。
(若)風邪です
(上)症状はどうなの。熱はあるの。
(若)38℃を超えています
(上)わかった。それではしかたがないね。
とやりとりしたとすると、上司はことごとく文のおわりに「。」をつけますが、若者は一文だけで返事するので「。」を書かないのです。そのためなのか、「。」を付けられると、相手が怒っているように受け止めてしまうようです。上司は「しかたがないね、ゆっくり休んでね」といたわって返事をしているつもりでも、若者から見ると、「休むなんて軟弱な奴だ」「ちょっとしたことで休みやがって」と文句を言われているように感じるのですね。
私にはその感覚がよくわからず、「そんなのごく一部の人だけでしょ」と思っていたら、豈図らんや、かなり多くの若者に共通するとのことです。
そして、こういう「。」付きの返事を送られると

    マルハラ

とまで言われるようです。鑓の権三の紋の「丸に二つ引き」の親戚かと思ったら、「マル・ハラスメント」なのだそうですね。「マルを付けられることでいじめを受けている」と感じるのですね。さすがにこういうのをハラスメントと言うのは言い過ぎだと思うのですが、若者たちはけっこう真剣です。感覚の問題ですから、いくら「そんな意味はないんだよ。」と諭してもダメなのでしょうね。
いささか悩んでしまいます。

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