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授業終了 

長い長い、本当に長い4か月でした。
昨日やっと前期の授業が終わりました。

私の学生時代、授業は4月後半に始まり7月の声を聞くと

    もうやめる

という先生が少なくありませんでした。9月に1~2回ありましたが、ほとんどおまけのようなものでした。全部で多くとも12回くらいだったと思います。しかも豪傑の(笑)先生になると100分授業のうち50分しかしないと決めている方もありました。もちろん出席を取るということはなく、自分で考えて取捨選択をするという感じでした。
逆に、ゼミなどであれば話に熱中すると時間は度外視というものもありました。場所を変えて続けるというのもあったと思います。
あとは自分で勉強するだけ。時間をかけてレポートを書きますから、学生としてもあまりにも多く授業をされるとなかなかしんどかったのです。
文学部というのはそんな感じでした。
それだけに、初めて就職した時(短大でした)に、そこの栄養学科が厚生省(当時)の指導があるので

    15週確保する

という話を聞いてびっくりしたものです。

今はそれがすべての学部に応用されるらしく、時々ぼやくことになるわけです。
こんなに授業をしたら勉強ができない、という奇妙な感覚が文学部出身の私にはあります。

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学生はまだこのあと集中講義などもありますし、私どもも成績などの仕事が残っていますから、結局いくらか落ち着くのは

    お盆休み

を待たねばならないでしょう。
そのあとの1か月がかろうじて夏休み。いくらかでも自分の勉強ができるというものです。

私は役職がありませんのでまだ楽です。
これで部長職などを兼ねている人は大変なことだと想像します。
また学生の中には暑さで倒れるものもいます。私も低血圧なので分かりますが、夏の暑さは耐えられない人にはほんとうに耐えられないものです。

考慮しなければならない問題だと思っています。

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コメント

コマ数増

最近、いろんな大学で「来年からコマ数が増える」という話を聞きます。これまで「最低13コマは確保」という規定が「14コマ」になるようなのですが、そうなれば月曜日の授業は振り替えても追いつかなくなり、月曜日は祝日でも授業をする大学が増えそうですね。

♪紅娘さん

昨年度から15コマを確保することになったと聞いていますし、私の大学ではきちんと実施した旨の書類を作らされます。
それによって、文部科学省が調査に来ても「この通りやっています」といえるわけです。
しかし、祝日法という法律を作っておいて、それを守れないような指令を出すなんておかしな話です。
私、けっこうあちこちで不平不満を言っているのですが、何とかの遠吠えと思われているのかもしれません。
おそらく文部科学省は一度出した「指導」に関してはメンツがあるので数年は守らせるでしょう。でもきっとそのうちに「やはりゆとりが大事」とかなんとかもっともらしい理由をこじつけて元に戻してもいいと言い出しそうに思います。
もしそれもしなかったら私はごまかす方法を本気で考えようと思うくらいです。

この話になると、つい本気に怒ってしまいます・・・。

いったい

文部科学省の方は、学校ってどうあるべきやと思ってるんでしょう?。
教養が無い私は、考えさせられる事がいっぱいです。



♪花かばさん

私の言っていることにも変な点があるのかもしれないのですが、誰もそれを教えてくれません。
文部科学省の連中も自分が学生時代に「授業コマ数さえあれば勉強の成果が上がるのに」と感じていた人ばかりではないでしょう(そんな人は少数のはず)。
声の大きな人がこんなことを言い出したのかなぁ? 大臣なのか議員なのか役人なのか、言い出した人の名前が知りたいです。
また怒ってしまった・・・。

話が違いますが、花かばさんは教養人だと思います。

15コマの授業

私が学生の頃、「セメスター制」という半期に成績を出す制度が始まったような気がします。

これでも先生方はご不満のようでしたが15コマ、ですか。1ヶ月も増えたんですね。この暑い盛りに授業なんて本当にお疲れ様でした。

本当に文部科学省さんは要らぬ手間をかけますね。もっと必要な手間をかけて欲しいと思います。

話はそれますが随分前に母校の事務方さんと話をする機会がありました。
思ったのは学生軽視という大学の体質は変わって居なかったということです。凄く悲しい思いをしました。
そんな体質から出た事件が有り、さすがに文部科学省を怒らせたようですが。

なかっても・・・

言い出しっぺは政治家でしょうね。
政治家が指示する → 官僚が企画・実行する → 政治家が官僚を出世させる、という構図ですからね。

しかしながら文部科学省って要るのでしょうかねえ。なかったら、どんな大変なことが起こるんでしょうか?

それぞれの大学に任せてしまう。小学校~高校は地方行政機関に任せて、全国的に調整会議をもてば、意外に問題なかったりして(笑)。

コマ数を増やすなら

授業のコマ数を増やすなら、専任教員の人数を増やすべきだと思われませんか? そもそもこれまで私立大学の学生数に対する教員数の少なさは異常だと思います。

まあ、私がここで言っても無駄だと思いますが…

♪しろくまさん

そういえばしろくまさんの母校は立派な学校なのにちょっとまずい新聞ネタになってしまいましたね。
昔から学生を大事にしてくれませんでしたか?
経営者は学生がお金に見えるのでしょうかね?

♪やたけたの熊さん

私も政治家かなと思うのです。何かそういう「正義」を振り回して悦に入るような政治家は少なくありませんから。
地方の教育委員会に任せるとどこかの件をはじめとする馴れ合い体質になるのでしょうか?
私も高校教諭の試験を受けた経験がありますが、純粋だったので力があれば通ると思っていました。親は会社員で何のコネもありませんでしたから。

♪紅娘さん

短大国文科に勤めていたころ、臨時定員増というのがありましたから、すさまじい数の学生を少人数の専任教員でさばいていた(言葉が悪いですが、そんな感じだったのです)ことがあります。ほとんどの学生の顔は覚えられませんでした。
今私のところはそういうことはないのですが。
当時は高校の教員を定年で辞めた人の再就職先のようにもなっており、当時のオーバードクターたちをさらに苦しめていました。

名誉のために言っておきますが

先生方は一部の人を除き立派な方々でした。今でも先生方の教えには感謝しております。

しかし、くだんの事件も一報を聞いても、そういう事でもニュースになるんだね、という感覚でした。
似たような事件は在学中幾らでも有りました。やっぱり昔からそうです。

やっぱり悲しいです。

♪しろくまさん

私もあの大学の先生で思い出すのは立派な方ばかりです。
大きな大学だけに何かとあるのでしょうか。

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