津国大夫さん 

竹本津国大夫さんというと、何でもよくご存じの博学で、魚をはじめとする

    食べ物への薀蓄

がすばらしいというのがまず頭に浮かびます。たしか、包丁さばきも素人離れしていらっしゃるはず。
とにかくお話しが面白く、あふれるような知識をお持ちです。生玉さん近くでお話をしていた時、生玉神社と言うのは・・・と話し始められると、同席していた人がびっくりされるくらい古いお話をついこのあいだのことのように話されました。
もちろん義太夫節についても極めてお詳しいわけです。もちろんお使いの

    床本は自筆

で、かなり巧みにお書きになります。
張りのある声、真っ直ぐなお人柄。
若手、若手と思っていた、そんな津国さんも、しかし来年は還暦になられます。

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津国さんは、

    四代目竹本津大夫

のお弟子さんで、国立劇場研修生の一期生。
お名前は、師匠が「国立から来たことやし、「国」の字を入れとこ」とおっしゃったともうかがいました。
津大夫師匠の豪快な語りを継いでくださる太夫として大いに期待しているのです。
私がかつて勤務していた広島市内の短大で公開講座を実施することになり、私が企画を担当しました。厳島神社と平家物語をキーワードにして、私が「平家」の女性たちのお話をし、厳島神社への見学会を実施し、さらには

    義経千本桜

のお話をしようということにしました。そこでゲストに津国さんに来ていただいたのです。
よどみないお話しぶりで会場の皆さんを大いに沸かせてくださいました。

さて、その津国さんですが、なかなかいい場が当たらないことを残念に思っています。
あの真っ直ぐな語りを生かせる場を是非作っていただきたいと思うのですが、いかがなものでしょう?

還暦を迎えられる来年、もう一度赤ん坊に返って、義太夫の道を邁進していただければと思います。
「せっせっせ」という(かつてあまりにも有名だった)お店に行った時、店に入るや否やお客さんから「いやぁ、津国さん!」と声がかかり、一緒に行った私はそっちのけで(笑)話が弾んでいました。そんな雰囲気をお持ちの津国さん。
どうかこれからも精進していただきたく、ご健闘をお祈りします。

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せっせっせ

そうそうこのお店で、津国さんをニ度ほどお見かけしたことがあります。もしかして津国さんのお隣には、藤十郎さんがおられたのかもしれませんね。
せっせっせの”おかあさん”が、津国さんを特別にかわいがっておられたようにお見受けしました。
せっせっせのカウンターに置いてある、堅くてとても噛み切れない「貝の煮付け」が懐かしいです。おかあさんが「口の中でロレロレしてお食べやす」と言ってましたね(笑)。

♪やたけたの熊さん

私は熊さんと違って(笑)、常連ではないので、おそらく熊さんとはお目にかかっていないでしょう(笑)。
おでんに春菊をさっと湯がくようにして食べさせてくれたことを思い出します。

花かばさん

薀蓄とか、食べ物の薀蓄とか耳にすると、私はまっさきに花かばさんを思い浮かべます。
昨夜は大阪府下の某所に駐車しているキャンピングカー内で、サバのキズシ(〆鯖)を作ったそうです。昨夜、キャンピングカー内でキズシを作った人は、世界中で花かばさんお一人だけかと推察します。不思議な人です。
花かばさんは「ふつうのキズシは酢によって身の色まで変わってしまうけど、秘伝の手法で身はお刺身のままで出来るのです・・・」などと薀蓄を長々と述べておられました(笑)。
薀蓄よりもご馳走してください!

花かば

きずし用のサバは、阪急の地下が安いです。
1尾分で380円。
片身は塩焼き、もう片方はきずしです。

簡単です。片身の骨を取って、塩を塗って表面が白くなったらお酢で洗ってお酢で1時間ほど〆れば出来上がりです。
塩に長く漬けると中まで白くなりますが、6時間以内やと中は刺身状態のお寿司屋さんのきずしが出来ます。

♪やたけたの熊さん&花かばさん

花かばさんもすごいけど、熊さんもその花かばさんと互角に渡り合っていらっしゃるようで、私などから見ますと尊敬に値します。
そういえば、私はそもそも「きずし」が苦手です(笑)。

花かばさんは津国さんと気が合いますよね、きっと。

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