九月は東京で 

東京にはずいぶん長く行っていません。
交通費が出せないのでどうにもなりません。以前は仕事場から出たお金で「出張」という名目で行ったのですが。
毎年9月には文楽を観て、上野の国立西洋美術館や東京国立博物館などをはしごして、両国あたりを歩いていました。
両国は江戸東京博物館、吉良邸跡、回向院、相撲部屋(笑)など何度も歩きました。深川のほうまで足を伸ばしたら芭蕉庵跡にもお邪魔しました。
また行ってみたいものです。
私はあほですから、

    吉良邸 から 泉岳寺 まで

数回に分けて歩いたこともありました。
ところが、最近野澤松也さんの創作浄瑠璃に参加することで「本所七不思議」に関心を持つようになりました。
しかしそれ以後まったく東京に行っていませんので、七不思議のゆかりの地にはまったくといっていいほど行っていないのです。
いや、そばを歩いた事はあるはずですが、「ここがあの七不思議のゆかりの地」だ、と思って歩いたことはないのです。
錦糸町あたりの「置いてけ堀」、割下水あたりの「送り拍子木」「無灯蕎麦屋」、三笠町の「足洗ひ屋敷」、駒止橋の「片葉の葦」、松浦屋敷の「落葉なき椎」などきちんと訪ねてみたいと思っています。

    北斎美術館

もできたそうですが、もちろんまだ行っていません。
そんなわけで、ちょっとした本所への憧れを抱いている昨今なのです。
吉良邸から泉岳寺まで歩いたときのコースには聖路加病院あたりの浅野家跡も入っていました。
となるとすぐそばは築地です。そういえば築地本願寺にもついでにお邪魔しました。

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2017年文楽夏休み公演千秋楽 

暑い大阪の文楽夏休み公演が本日千秋楽を迎えます。
例によって子ども向けの「親子劇場」、通常公演並みの昼の公演、コンパクトなサマーレイトショーの組み合わせ。
「夏祭」はサマーレイトショーに入れると住吉、三婦内、泥場だけになってしまうので物足りないという声もありますが、2時間ほどで終わる番組を作るのはなかなか大変だろうと思います。
昼の部に入れたら「道具屋」なども上演できますが。
このあとは内子座などを経て9月東京公演。大阪は11月になってしまいます。
私は、それまでにいくらかでも元気を取り戻したいと思っています。

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第37回だしまきの夕べ 

昨夜は大阪市中央区千日前1丁目の福家さんで37回目となる「だしまきの夕べ」がおこなわれました。
私は七月の病気もあって、行けるかどうか不安でしたが、思いのほか体調がよくなりましたので、もしチケットが残っていたら行こうかなという気になりました。
で、早速文楽劇場のチケット状況を見るとあまりいい席はありません。やはりだめか、と思っていたのです。ところがその翌日にもう一度見てみると、またまた5列目の真ん中が戻っているではありませんか!
これはもう買うしかない、とポチリ。
というわけで参加させていただきました。
夏の盛りの一夜、ほかの皆さまはどのようにお楽しみになりましたでしょうか。

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哲学者からのアンサー 

昨日の朝日新聞「折々のことば」に掲載された呂太夫さんのことばは

  泣く時はほんまに泣いてしもたらあかんねんな、
  ちょっとボケ気味に、とぼけるように言うほうが
  悲しみは表現できるもんや


というものでした。鷲田清一さんがどういう過程を経てこの文章をお知りになったのかは存じません。編集者さんのお勧めがあったのか、どこかで鷲田さんが読んでくださったのか。鷲田さんと呂太夫さんは接点はおありだそうですので、鷲田さんがこの本に興味を持ってくださったのかもしれません。
しかしいずれにせよ、このコラムの第一のポイントはどういう人のどういう「ことば」を取り上げるかという点にあります。
しかしそれだけではいけないので、そのことばをきっかけに鷲田さんが思索をめぐらし、そのことばにたいしていかにレスポンスあるいはアンサーをなさるかがもっとも重要なのです。
呂太夫さんのおことばは義太夫節の技芸のパラドックスを述べられたもので、それ自体とても興味深いものでした。
呂太夫さんは

    「引窓」

の母のひとこと「与兵衛」ということばで悲しみを悲しみとして表現するのではなく、あえて笑うように語ることで帰って深井悲しみが伝わるように思うとおっしゃっていました。
そして、あるとき松竹新喜劇をテレビで観ていて、渋谷天外(先代)、藤山寛美の芝居から悲しみの表現を学んだとおっしゃっていました。それが上記の「ことば」です。
私はただそれを筆記するだけでしたが、鷲田さんはきちんとそれに対してアンサーを出していらっしゃいます。

  悲しみを抑え込む、その心根のほうがいっそう
  悲しい。浄瑠璃は人の心をその二重底ごと語る。


これが鷲田さんの呂太夫さんへのアンサーでした。
さすがは呂太夫さん、さすがは鷲田さん。
火花が散ります。

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第37回だしまきの夕べ(予告) 

来週の土曜日、つまり8月5日は恒例のだしまきの夕べがあります。
前回から会場が変わりましたが、今回もまた同じ福家さんでおこなわれます。
『夏祭浪花鑑』の余韻を持ちながら、どうぞ暑い夜をこちらでお過ごしください。
私は七月後半の病気の余韻(笑)で、またまた行けるかどうかわかりません。もうしばらく様子を見ます。
集合は例によって第三部終演後ブナ句劇場1階ロビーということで。

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